自己紹介

私は、滋賀県の田舎で育ち、地元の高校まで進学。
3浪の末、滋賀医科大学へ。卒後、初関東へ。
湘南鎌倉総合病院で初期研修を始めました。
 毎日家に帰れない日々を過ごして、少しずつ成長。
後期研修もそのまま救急総合診療科へ残り、自分自身の成長と並行して初期研修医の教育に携わりました。 
2013年から北海道という大きな大地に移り、地域での医療にシフトチェンジを行うべく、松前町立松前病院で総合診療医(rural generalist)として研鑽しています。地域医療の根底には、絶対にERの知識と経験があるととても有用であることを再確認しながら。
将来地元に戻るために。
 
 医師として10年。いろいろな場所で医学生や研修医の先生達と接する機会がありました。
自分の立場も少しずつ変化しています。質問もたくさん受けました。


 初期研修時代


  後期研修時代
 

  スタッフとして地域で働く


医学生だった頃、自分も将来の医師像を描くにあたって、
普段接する先輩医師は大学病院で働く医師やクラブの先輩しかありませんでした。


 特に、地域で働きたい!



が一番の目標であり、何科になりたいかははっきり言ってどうでも良かったのでアドバイスを受けても
ピンと来るものがなかったです。

医学部に入る前に描いていた

「お医者さん像」

とどこか異なるイメージもあったり、
大学で働くことや医局に入ることが前提で話が進んでいたり・・・
ときには、入学時のワクワクした気持ちを少し忘れたり・・・

自分が学生だった10年前と

今接する医学生がほとんど同じ境遇であることがとても残念です。
これほどインターネットなどで情報が得られる時代になったのに
情報が少なくて将来進みたい道を描きづらい。

後押ししてくれる人が少ない。


教育に携わりながら医学生や研修医の先生達に
自分が今まで進んできた道のりを話すと
目を輝かせながら、
「そういう話をしてくれる先生はあまりいませんでした。」
「もっと学生のときに聞きたかった。」
「低学年のときに聞きたかったです!モチベーションが上がりました。」

そのように答えてくれる医学生がとても多いです。

医学部という大学空間ではなかなか伝えることが難しいのでしょうか。
外で働いているから見える部分。
大学のいい点とそうでない点。

もっと聞きたいけど、聞くチャンスがない医学生も多いのではないか。
きっかけさえあれば、背中を押してくれる人がいれば、
行動に移せる医学生や研修医の先生は多いのではないか。


そのように考えて、このブログで答えていきたいと思いました。

なるべく公平な視点で。一医師の意見として、少しでもお役に立てるように。
まるで、大学の先生や部活の先輩に質問するかのように


「進路のことで悩んでいるのですが・・・」

に答えてみようと思います。

最低限のルールも決めてやっていこうと思います。
お互いを尊重しあえるように。

ルール

1.知り得た情報は、公開しない。  (どうしても、みんなと共有したい内容だと思ったときは、質問してくれた人に確認をとって、個人が特定されないようにしてblog上に載せる)2.出来れば、匿名でなく名前を記入していただきたい。  (ペンネームでもいいですが、こちらも不安なので)3.性別、年齢、学年(医師年数)を記入して下さい。(出来れば、大学名も)


よく質問を受ける中で、性別・年齢によってアドバイスする内容が異なります。同じ学年でもlife stageによって
異なることがとてもあります。結婚をしている、していないでも異なりますし、地方出身者や、都会出身で地方の大学に進学しているでも異なります。ですので、自分の紹介を少ししてもらえるとこちらもアドバイスしやすいです。

 そうはいっても、私も手探りの中でやっていこうと思いますので、
皆さんからの指摘で少しずつ形態を変えていきながら一番よい表現方法を探していきたいと思います。


このblogをみて、共感していただける人がいれば、幸いです。
















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